正式には 「待乳山聖天森 (まつちやま しょうてんのもり)
と言いまして、
浅草から 隅田川沿いに 5分ほど歩いたところに
小高い丘が あって そこなんでございます
現在でも そこにある 待乳山本龍院 のこと
江戸名所 聖天宮 右上の小高い森が それですね
□
隅田川の対岸から そのお寺を見ると
森の中に 赤い屋根だけが見える状態であったそうな
■
江戸後期になってくると 隅田川界隈も 整備されてきたようです
そのころの地図
↓ 緑の星が 浅草寺。 黄色の星が 聖天森
浅草寺の裏手の 森 と 考えるといいですね
吉原へ行く人たちも ここを 待ち合わにつかい
あまり褒められたことではないことをする場合の
待ち合わせスポットだったようです
■
※市川猿三郎 二輪草子より
http://venenated6.rssing.com/chan-2653073/all_p38.html
上州百両首 の お話、、正太郎と牙次郎の
待ち合わせ場所が ここ 「聖天様の森」なのでございます