■ お芝居
藤乃かな 台本第1号版「釣り忍」
定次郎 愛京花
おはん 藤乃かな
越前屋
定次郎弟 佐太郎 長谷川一馬
母親 おみち 京未来
版木職人 為吉 長谷川乱之助
長屋隣人 おみや 長谷川愁
越前屋親族
白銀町 本家 仁兵衛 長谷川武弥
槙町 扇屋 善兵衛 長谷川愁
小伝馬町 村田 おたけ 京詩音
■
「釣り忍」のお芝居ですが
藤乃かなが 初めて 台本を書いた作品です
2008年6月 かなちゃんが 原作本を読み、
それまで 大衆演劇で行われてきた「釣忍」
のお芝居よりも 原作のほうがいいと 考え、
いろいろ検討して その年の12月
はじめて 台本作りをし、
2009年1月 藤乃かな誕生日公演で 初演しました。
その 原作本に一番近い初演バージョン
つまり 藤乃かな台本処女作バージョンが
この日の「釣り忍」でした
■
配役の説明をすると
芝居中「為ちゃん」としか 言ってませんでしたが
原作にも 版木職人の為吉が
長屋仲間として登場します
長屋の後家 おみちさんにしても 原作通りで
おみちさんの行動が気持ち悪いから引っ越しすると
言い出すのも 原作どおりです
この長屋の二人の登場で 定さんと おはんさんの
仲睦まじい 長屋暮らしが表現されるわけですね^^
白銀町 本家 仁兵衛
お芝居中は おじさん 本家としか登場しませんでしたが
白銀町に住む ご本家さんで
白銀町とよばれることもある人物なんだそうです
槙町の 扇屋善兵衛
お芝居だけ見てましたら 親族としかわかりませんが
越前屋と同じ 日本橋の槙町に店を構える店主です
小伝馬町 村田 おたけ
原作では 小伝馬町にある村田と言う店の 平吉さんが
親族会議に出ています。お芝居中では
名前も出ていませんでしたし「おたけ」という名前
どこから 登場するのかというと
劇団都で このバージョンでお芝居をしてた時に
この名前を用いてました
それぞれ親族の店舗の位置と
定次郎のいる長屋
おはんさんが芸者をしていた門前町
の位置関係をマップにしたのがこれです