日本は 食品添加物の種類が 世界一なんだそうです。
当然でしょう
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厚生労働省の HPには このように書かれています。
「食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。」
つまり
食品に色や香りをつけるために加えるもの
食品を保存する目的で加えるもの
食品に甘さを足すもの
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例えば これ
梅干し
梅の塩漬け だと こんな色は出ません。
紫蘇で 色と香りを加えた食品です。
「梅干し」とは 梅に
紫蘇という添加物を加えた食品なんですね
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豆大福
豆大福の 代表格 京都の出町ふたば
の 「名代豆餅」です。
当然 原材料は もち米と エンドウ豆 小豆 砂糖 塩
なんですが
とり粉 に 馬鈴薯でんぷん と 小麦粉使っているそうです。
この 「小麦粉」 乾燥を防ぎ 柔らかさを保つ
保存の目的で 使われています。
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和菓子の世界 古来から 抹茶 紅花 ヨモギ 柿・ 卵黄
などで 色を付けて 四季を表現したりしてきました
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「食品添加物」 = 悪 = 身体に悪い
イメージがあるのですが
「食品添加物」 とは 「合成食品添加物」 だけじゃないんです
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日本料理も 工夫に工夫を重ねて
保存や旨味が増すような
鰹節、醤油、味噌なとの 発酵食品も 生み出しました
そして 目で味わう料理 菓子も いろいろ生み出してきた
そういう国なんです。