■ お芝居 「風雪親子旅」
三五郎の女房 お初 光乃みな
深川三五郎 京乃健次郎
高輪の重吉 京乃簾
深川亭 女中頭 おまめ 京乃夢華
深川亭 板前 京乃そら
深川亭 板前 京乃有夢
守太郎の倅 守吉 京乃さや
高萩の 守太郎 都京弥
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吹雪の中 寒そうにひとりの子供が座っている。
地蔵の前に座ってる子供、守吉は、渡世人の父親に連れられ、母親探しの旅を続けていた。
そこへ一人の渡世人が通りかかった。「おひかえなすって」、
守吉が父親の見よう見まねで仁義をきる。
「どこの若い者かとおもったら なんだ子供じゃねえか」
その渡世人 高縄の重吉は ちゃんにあったかいものでも食わせてもらえと こずかいを・・・
この高縄の重吉は、高萩の守太郎一家の若い者だったが、
親分が国定忠治のもと赤城山へこもっている間に 親分の女房 お初と間男、
手に手をとって逃げた男。
そして 今ここにいる 子供 守吉こそ、親分 守太郎とお初との間に生まれた子供だった。
その場にもどってきた 守太郎。そこにいる 重吉を見て驚いた
間男成敗してくれると 守太郎は刀のつかに手をかける。
ゴーーン 暮れ六つの鐘がなりひびく。
鐘がなった 鐘がなったら ちゃんの目は見えなくなるんだねぇ・・と つぶやく守吉
守太郎は 夕暮れると目が見えなくなる鳥目の病におかされていた。
守太郎が 鳥目であることに気づく 重吉。
覚悟を決めた重吉は しぶしぶ 刀を持ち、わざと音を立てて 守太郎に
いどころがわかるようにする
そして 守太郎に わざと斬られるのである
なぜに 守太郎の女房 おはつと 逃げたのかを語る重吉
そして おはつは 現在 深川にある深川亭にいるらしいことを話す
そして 親分に迷惑は掛けられないからと 自ら腹に刀を付きたて 死んでいく
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守太郎と守吉は 風雪の中 江戸深川の深川亭へ訪ねていく。
女将さん 店の前に 変なヤクザものが来て 女将さんに会いたいと言ってますが
どうしましょう。きっと ゆすりたかりの手合いですぜ・・
まあ 会うだけあってみましょう
そして・・・
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考えてみたら こももちゃん 当時12才ぐらいで
守吉の役やってたのよね。
京乃さや だったら いけるぞい