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Channel: 桃象の観劇書付
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劇団都 4/15 雨乞い源兵衛

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南大阪特派員M と 北陸特派員Y  から

情報いただいてます。

 

メンバー総出演で お芝居が行われた 模様です。

 

 

「雨乞い源兵衛」

百姓      源兵衛     都京弥

源兵衛の弟 新作        京乃そら

庄屋      六兵衛     京乃健次郎

庄屋の娘   お紺      京乃廉

祈祷師    夢雲      光乃みな

村人      およね     京乃有夢

村人      おきき      京乃さや

 

 

 

四十日間も日照りが続き、

何もかも干上がってしまった村があった。

二人の百姓が日干しとなったとぼやいていると、

源兵衛の家に 庄屋がやってきた。

 

庄屋は 源兵衛と弟の新吉に 『雨乞いをしてくれ』と言う。

唐突に言われて困り果てる二人。

 

 

何でも、百三十年ほど前に同じような日照りがあり、

このままでは食えなくなると 困った村人が

日頃から村中のものに金を借りていた

怠け者に金を返せと詰め寄ったらしい。

自棄になった怠け者は、

「俺が雨乞いをしてやる」と言って氏神様の社にこもり…

本当に雨を降らせてしまった。

その雨乞いの仕方については 代々その家のものが

受け継ぐと 当時の記録に書かれてあるという。

 

「その家へ行きなはれ!」
 

「…だからお前の家へ来たんや」

 

「それが うち?

  雨乞いなんて 聞いてないで・・・  」

 

あろうことか、その怠け者は源兵衛の四代前の

ご先祖様だった。

 

雨乞いができなければ四代前の借金を返せ、

両方できなかったら袋叩きにされるぞ…

と 言うと 庄屋が帰っていった。

 

困った二人は  祖父が書き残した帳面を探し出し

それを持って 隣村の祈祷師のもとへ相談に行く。

 

 

それから ハチャメチャな展開へ・・ 

という 楽しいお芝居

 

 


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