南大阪特派員M と 北陸特派員Y から
情報いただいてます。
メンバー総出演で お芝居が行われた 模様です。
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「雨乞い源兵衛」
百姓 源兵衛 都京弥
源兵衛の弟 新作 京乃そら
庄屋 六兵衛 京乃健次郎
庄屋の娘 お紺 京乃廉
祈祷師 夢雲 光乃みな
村人 およね 京乃有夢
村人 おきき 京乃さや
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四十日間も日照りが続き、
何もかも干上がってしまった村があった。
二人の百姓が日干しとなったとぼやいていると、
源兵衛の家に 庄屋がやってきた。
庄屋は 源兵衛と弟の新吉に 『雨乞いをしてくれ』と言う。
唐突に言われて困り果てる二人。
何でも、百三十年ほど前に同じような日照りがあり、
このままでは食えなくなると 困った村人が
日頃から村中のものに金を借りていた
怠け者に金を返せと詰め寄ったらしい。
自棄になった怠け者は、
「俺が雨乞いをしてやる」と言って氏神様の社にこもり…
本当に雨を降らせてしまった。
その雨乞いの仕方については 代々その家のものが
受け継ぐと 当時の記録に書かれてあるという。
「その家へ行きなはれ!」
「…だからお前の家へ来たんや」
「それが うち?
雨乞いなんて 聞いてないで・・・ 」
あろうことか、その怠け者は源兵衛の四代前の
ご先祖様だった。
雨乞いができなければ四代前の借金を返せ、
両方できなかったら袋叩きにされるぞ…
と 言うと 庄屋が帰っていった。
困った二人は 祖父が書き残した帳面を探し出し
それを持って 隣村の祈祷師のもとへ相談に行く。
それから ハチャメチャな展開へ・・
という 楽しいお芝居