前原にたどり着いた 市と良太
庄吉は 窯元・太兵衛のもとで 絵付の仕事をしていたが
一年前ぐらいから行方をくらませているという
その頃庄吉は、一帯を支配するヤクザ・権造に軟禁
権造と結託した代官所の役人に命じられ
裕福な大名を対象にした贈収賄目的のために
禁制品の外国産の材料で作られる猥褻な図柄の絵皿の
下絵描きに従事させられていた
市は、権造一家に乗り込み、得意の居合いで、
彼ら一味を倒し 庄吉を救い出した
庄吉は自分に息子がいることさえも知らなかったが、
良太を見て 親子であることを確信する
めでたしめでたしかと 思った矢先・・
赤塚多十郎が現われる。赤塚は公儀の隠密で、
ご禁制の絵皿を作っていた庄吉を 斬るという
代官所の役人に命じられ 脅され
仕方なく 悪事に加担したことだからと 許してくれと
頼み込む市だが
赤塚は役目だからと 仕方ないと言い放つ
そうして 赤塚多十朗と市が 戦うことになった
最後は 見てのお楽しみ