2014年の1月から 劇団都は 大阪での公演を再開し
1月鈴成 2月岡山 3月福井 4月木川
大阪での知名度も まだまだ という状況でした
そして 迎えた 2014年5月
劇団都 高槻千鳥劇場へは 初乗り
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忘れもしない 5月10日
送り出しを終えて 道のところで話してる 客のふたり
A 「あの 星乃ななみっていう子
送り出しでは愛想ないし
舞台ではえらそうにしてて きらいやわー」
B 「せやなぁ もうひとりのちいさい女の子は ニコニコ
してて かわいいのに
私も 星乃ななみ にがてやわー」
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桃象 この2人の会話に 二度見しましたわ 笑
それを 感じたのか 私にも 話をふってくる
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A 「にいちゃんも そう思うやろ?」
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桃象 「ななみちゃんねぇ
去年の 4月入団した子で
やっと 1年たったぐらいで 勉強不足なのよねぇ
送り出しでも 何話していいか わからんと思うのよねぇ」
A 「そうなん?
この前なんか 座長と相舞踊 きれいに踊ってたで」
B 「私も そこそこベテランかとおもたわ
今日の踊りもよかったわーー」
A 「そりゃ 応援したらなあかんなー
みんなに言うとくわーー」
B 「にいちゃん よーしってるなぁ」
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一般的に 劇団の女のコ 名前を覚えてもらうだけでも大変
初乗りの公演で 10日で
入団一年で 個人舞踊も ほぼなく
やっと踊るように なりかけた女優さんが
名前をしっかり 覚えてもらうだけでも
すごいことで・・
舞台上では 風格をみせ
客の記憶に しっかり刻み込まれている
星乃ななみ という役者の すごさを
この時 思い知りました。
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このことについて その月の千秋楽かなぁに
話す機会があって 本人に話した所
本人は 嫌われたことを 気にしているようでしたが
桃象 「嫌われること 怖がってどうするねん
全員が全員 嫌うのはさすがに困るけど
『名前を覚えてもらう』ってことは もっと大切で
それだけ『記憶に残る役者』ってことよ
一流の女優さんや歌手さんにしても
嫌いという人 いっばいいるのよ
市原悦子にして美空ひばりにしても・・
それは 他人にない個性
があるから」
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そんな 話をした記憶
いまだに忘れません
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その月の 星乃ななみ
左 華乃せりな
中央 京乃健次郎
右 星乃ななみ