2度目の緊急事態宣言について
これについて わかってない人が やたらと多いと思います
こういう グラフを見て
「緊急事態宣言によって 感染者が かなり減った」
と マスコミが 言ってることもあるし
この 緊急事態宣言の解除の時に
菅総理も
「飲食店の時短営業を中心としてピンポイントの対策を行い、新規感染者数はおよそ8割以上減少するなどはっきりした効果が出ている」
と 成果を強調した 誤解を生む発言をしている。
「8割以上減少」
たしかに 新規感染者 東京も
2400人 から 300人になった
そのことは 間違いない
だが・・・
それは 緊急事態宣言の効果か
というと 絶対違う
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まず 2400人の ピーク。
年末年始で 医療機関も休みがあり 検査が出来ずに
休み明けに 検査に集中した というのが
本当のところだろう
もし 毎日 検査できる体制であれば
黒い線のように なったと思われます
それを考えると
この時の 感染者のピークは 1500人ぐらい
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新型コロナ
感染してから 潜伏期間が 5日から10日と言われています。
つまり 感染してから 咳なり 熱なりとという 症状が出るまで
約1週間かかります
症状が出て 風邪かな という状態で 2~3日たって
なんか怪しいぞ となって
4日目 電話で相談したり 病院に行ったり
早ければ 5日目に 新型コロナと認定されるが
検査する病院紹介されたりして 5日目にそこに行った場合
發見は6日目
発見されたとしても その日のうちに
東京都の 感染者数にカウントされません
病院から保健所へ連絡して
保健所が集計して 行政へ連絡
早くて 発見日の翌日 あるいは 翌々日になって
東京都の感染者としてカウントされます
ということで
だいたいですが
感染してから 1週間で 咳が出てきて
そこから 病院・検査 などがあって
感染者として発表されるまで 約1週間
で
感染してからは トータル 約2週間
かかります
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したがって 緊急事態宣言中の 感染者は
下の図の 白の四角の部分
緊急事態宣言の期間には
おおよそ 1000人 から 300人になり
微増して 500人に なったと言えます
さらに
緊急事態宣言が出なくても 1500人から
1000人まで 減少する傾向にあったことを 考えると
緊急事態宣言の効果としては
500人から 300人になり 微増して 500人
という結果と言えると思います
もし 効果が かなりあったとしたら
2月中 延長延長して 減るはずでしょ?
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「飲食店の時短営業を中心としてピンポイントの対策」
という 2度目の緊急事態宣言は 失敗だった
このことを まず 日本政府は認識し
それを きちんと 公表して
国民に謝罪してなきゃ
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この 2度目の緊急事態宣言と ほぼ同様のことをしている
「まん延防止措置」も 空振りにおわりそうです
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「飲食店の時短営業を中心としてピンポイントの対策」
で 大きな効果があったと
ミスリードされた人がどうなると思いますか?
人流を止めようとする 3度目の緊急事態宣言
そこまでしなくても減るだろ
夜の飲食控えて 1/8 になったんだから
変異種か何か知らんけど
感染力が 仮に 2倍だとしても
1月の緊急事態宣言とおなじことしてたら
1/4には なるから大丈夫
と なるでしょ?
結果として 協力を得られないし 人流も とまらない
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大阪の吉村知事が 緊急事態宣言解除に前のめりになったから
大阪は感染拡大した
という バッシング発言している人も多いけど
ほんとに
東京が 感染者微増するような緊急事態宣言を
延長延長したことが よかったと思いますか?