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Channel: 桃象の観劇書付
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劇団都 6/28昼「二人忠治」①

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またまた くうちゃんから  

丸投げ くらいました w

 

 

■  「二人忠治」

 

赤沢一家 貸元  大五郎   眞田雅透
赤沢一家 辰三          京乃健次郎  
 
仏一家 お浜           京乃夢華

仏一家 小浜           京乃さや

国定忠治             都京弥
偽忠治               光乃みな

 

おそらく こんな配役だろうと思われます

 

 

茶店前 仏一家の お浜と小浜が 歩いていると

赤沢の大五郎親分が いちゃもんをつけます

 

おめぇ 俺の足を踏みやがったな

 

 

足の指が5本に分かれちまったじゃないか

無理矢理な難癖

 

 

この落とし前 どうしてくれるんだ

 

そんなこと言われましても

そもそも 人の指は5本ですし

 

 

なんだと てめぇ

ごちゃごちゃ ぬかさずに 落とし前つけろ

 

 

茶店の中から それを聞いていた男

その男が笠のまま 茶店から出てきて 

赤沢大五郎をたしなめる

 

おめえなにものだ

 

俺の名前を言うから、

肝をつぶさねぇ用心と耳の穴かっぽじいてよく聞けよ。

 

俺の名前を手のひらに書き、

三度いただいてペロリとなめれば、

ほこりが落ちる熱病が治る

男の魂の守り本尊、

関八州の草や木を赤城おろしに吹きなびかせた、

上州は佐位郡 中国定・・・

 

そこまで聞いて 赤沢大五郎は 

おそれおののいて 逃げて行ってしまった

 

忠治親分さん 助けていただきありがとうございました

 

礼を言われた その男。実は 忠治かぶれの男だったが

あとには ひけなくなり 

そのまま 国定忠治として・・

 

 

もしよろしければ 

私共の家に 逗留ください

 

そう 招かれて  仏一家へ向かいます

 

そんな すったもんだを 観ていたのが

本物の 国定忠治親分だった

 

 


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