劇団都 5/18夜「清水次郎長外伝 ある女の詩」
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清水次郎長 都京弥
次郎長一家 小政 光乃みな
三馬屋三九郎 大導寺たかし
若い衆 京乃廉
夜鷹 京乃夢華
田島町 仁兵衛長屋 お勝 京乃さや
夜鷹 お勝 京乃健次郎
■ 第一場 江戸戻り橋のたもと
夜鷹の二人組がやってきて
新入りの子に ベテラン夜鷹が 夜鷹の相場とか心得を
指導しています
大騒ぎしながら 二人が その場をはなれます
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田島町 仁兵衛長屋に住む 娘
父親の葬儀の時に
土地の親分 三馬屋三九郎の 甘い言葉に 借金
3両を借りたのに 今では 10両になっているという。
いますぐ 支払えないのであれば
俺の嫁になれと 強引な取り立て
暮れ六つまで 返事を待ってくださいとは 言ったものの
10両と いえば平成の世で例えると 800万もの大金
そんな金を 陽が沈むまでに 作れるわけもなく
あんなヤクザの嫁になるくらいなら
と 身投げを覚悟します
それを とめたのが 通りかかった 清水の次郎長親分
3両が10両とは あまりに法外な利子
俺が何とかしてやるから・・
と 娘を助けます
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さらには さっきの夜鷹
三馬屋三九郎とは 昔の恋人
元は 日本橋の大店の娘だったが
三九郎に恋をしてしまったが ばかりに
親から夜逃げをして 伊豆 京の都と てんてんとした結果
身を持ち崩し 今ではこんな姿に・・
三九郎との再会を喜ぶも
三九郎は こんな女知らないとと ケンもほろろ
そんな 夜鷹のお勝を 次郎長親分がたすける
三九郎と祝言をあげさせてやる・・と。
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仮祝言の場面
三九郎は 仁兵衛長屋のお勝をつれてこいと いったが
横に座ったのは ・・・