お芝居「忠治と山形屋」
山形屋は 信州 善光寺門前の 権堂宿にあります。
国定忠治は 、実際に天保7年(1836年)篭っていた
赤城山を出奔し、大戸の関を破り草津街道を通って、
当時権堂町で水茶屋を営んでいた
同郷上州の友人・島田屋伊伝治の元を訪ねた
忠治が 権堂町はずれの庚申塚に差し掛かった時
盗人に金を奪われた老百姓の 喜右衛門を助けた。
年貢の金に困り娘を 権藤の山形屋に女郎として
売った大枚百両を奪ったのは山形屋藤造の子分だと知り、
喜右衛門の甥になりすまし、乗り込んでいく
◇
国定村やら 赤城山やら 権堂宿やら
位置関係がイメージしやすいように マップに印をしてみました
信州 権堂の宿場、
善光寺の門前で在り 人が多く 紛れ込みやすいこと
関東地区の取り締まり 関八州から 微妙に外れること から
国定忠治も 例外ではなく 追われ旅の者が しばしば
身を隠すために やってきていたのだとか・・・