桃象の人生に影響を与えた ひとりと言ってもいい
作家 内田康夫が 亡くなりました。
広告代理店から作家への転身
そういう経歴も影響しているのか
内田独特の視点での 探偵小説を描いた
トリック や アリバイなどを 重視することなく
殺人動機なども ワンパターン的なところもあったが
その土地にまつわる 歴史 あるいは 文化 に
拘った 探偵小説で
「その土地には そういう文化があるのか」
というものを 紹介しながらの 小説でした。
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印象的な ことでは 「戸隠伝説」 「梵鐘」 など
それまで 知識としてなかった 世界を学ばせてもらった。
当時 関西に住んでいた桃象にとって
「やねせん」という言葉を
「上野谷中殺人事件」を 読んだことによって はじめて知りました。
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内田作品は
単に 犯人捜しだけではなく
そういう それまで知らない文化に触れることができる
勉強の書物でもありました
浅見光彦シリーズなど ドラマ化されている 作品も多く
桃象 もちろんそれは 全部 録画してありますし
本も 単行本 新書 文庫 すべて買って 残してあります。
単行本の 初版では ミスも 結構あったり w
新書 文庫化されるときに 変更されているところも
結構あり そのためもあるんですが
そういう意味で 「初版」に 拘ると 楽しめる
作家さんでもありました。
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合掌