京未来 主演の 丸山哀歌
今回で 3回目で 桃象が観たのは 4月の二回目以来
5月には 長谷川劇団で 藤乃かな主演で行われ
藤乃かなの演じ方を しっかり見た 京未来
今回 4月とは かなり進化した おゆいを演じてくれました
藤乃かなの芝居って 表面上の物語だけではなく
その人物の過去 いろんな思い 半生を載せて演じますが
京未来も それが乗り移った感じで
舞台上では おゆいが遊郭へやってきた場面とかありませんし
セリフ上 登場するだけなんですが
そり語り部分で 映像が浮き出るような そんな芝居
それを 京未来が演じてくれました
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ここから 桃象らしく 気になったこと本音で書くと
やはり 誠之助さん
これは 藤乃かなの指導不足なのかも しれない
「百姓が一国の将軍にまでなるんですよ」
将軍に相当するのは イギリスの王国では どうかな
民主主義の説明としてふさわしいのは
アメリカの大統領 でしょと 思っちゃうんですよね
もちろん 誠之助さん また聞きの話だから
正確な情報を 知らないのかもしれないんですが・・
ちなみに 都京弥演じる 誠之助さんは
「ゆいさん知っていますか、
エゲレスという国には、蒸気機関車というものがあって
湯を沸かす力で進む 大きな箱で
その機関車に乗ると、江戸から京までの距離を
半日で行くそうです
それからメリケンという国の将軍は
日本のように身分に関係なく 百姓でも
将軍になることが できるんです」
というようなことを 言ってました。
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送り出しで 弟 長次郎を演じた 愁が
「どうでした?」 と 感想を聞きに来ましたw
「弱いなぁ もっと
思案橋の場面で おもいっきり行かないと」
と 話したのですが
思案橋の場面で 終わった感が弱かったのよ
ここで 芝居は幕
で ここから カーテンコール
これが はっきりしなかったのが やや残念でした
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というのは あったものの
だんだん 素晴らしくなってきてます