久保田藩 水沢豊後守 6代 長谷川乱之助
久保田藩 若殿 嘉島典俊
中村宮内 長谷川武弥
斉藤愁左衛門 長谷川愁
加藤孝之進 長谷川孝ノ助
腰元 つゆ 京詩音
腰元 まち 長谷川舞
繁村清右衛門 長谷川一馬
清右衛門の母 藤乃かな
清右衛門の子 はる きあら
清右衛門の子 とき 大河
よたか 京未来
ゆき 愛京花
※ 中村宮内・斉藤愁左衛門
については 中村・斉藤としか 言ってませんでしたが
名前を勝手に書いてしまってます ^^;
※ 加藤孝之進 については
名前を言ってませんでしたが 適当に書いてしまった ^^;
------------------------------------------
舞台は 秋田藩とも呼ばれる 奥州 久保田藩
六代目 当主 水沢豊後守は 女癖が悪く
腰元にすぐ手を付けるありさま
意にそわない腰元を 殺害してしまう悪行
そんな殿様の悪行を見かねた 家臣の 繁村清右衛門
が 意見をするも 聞く耳を持たず。
そんな折 一室で 殿様が寝ていると
城の中にもかかわらず
吹雪が吹き荒れ 殿さまは 凍死をした
神様から指令を受けた 雪女が 天罰を与えたのだ
その現場に 駆け付けた 繁村清右衛門は
その 雪女の姿を見てしまう
私を見たことは 決して口外してはならない
仮に 親兄弟であっても 話してはならない
口外すると ソナタを 殺さなければならくなる
絶対口外いたしません
と かたいい約束を 清右衛門は女した
◇
それから 10年後
再び 若殿が 女に狂い始めた
城下では 夜鷹の不審死もあいつぎ
久保田家家臣 中村と 清右衛門は
もしかして 若殿が関係しているのではと
相談を始めた
そして・・・・
◇
という 雪おんな伝説を ベースにした
ものすごいお芝居です。
■
桃象の率直な感想を言うと
総座長の愛京花が 実に素晴らしいのと
今回 若殿を演じた 嘉島典俊の狂気に満ちた芝居も
実に素晴らしかったのですが・・
一言で言うと 「むずかしい芝居だなぁ」
という感想でした。
場面転換も 出来るだけ短くなるように
必死にがんばっては いるのですが
いかんせん 場面数が多いため
間延びしてしまってる印象なんですよねぇ
六代目当主の 悪行のありさま
この場面 2場面あるわけすが
事前収録して 回想風に映像で映し
こういう悪行のための天罰だ
というような 表現をすると
場面転換が 減ると思うんですよねぇ
いかに テンポよく進めるかが
特に 関東公演では 求められるような気がしました
あくまで 私見です 念のため
■
その 間延び問題以外は
実に素晴らしい お芝居でした