Quantcast
Channel: 桃象の観劇書付
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2923

丸山哀歌

$
0
0

藤乃かなが作り上げた お芝居「丸山哀歌」

 

幕末の長崎が舞台で 

主人公 廓の女郎 おゆいは 

奉行所の同心の飼い犬として 

長崎へ出入り禁止となっているはずの長州藩のものが

やってきていないかとか 薩摩など討幕派の動きを 

密偵する仕事もして お金をため 

母親と弟に仕送りしています 

 

そんな きな臭い 幕末の長崎の廓

そこに 清涼感のある 脱藩浪士の青年があらわれ

おゆいは 奉行所を裏切る行為をしてしまいます

 

この 時代背景のことは お芝居中

セリフに ちょとしか登場しないから 演じる人は難しい

それまで生きてきた 生きざまを 背負いながらの

セリフや表情が まー大変なお芝居です

 

 

もちろん みなさん大変なお芝居なんですが

桃象が 一番注目するのは 実は 廓の女将

 

セリフのない中 

しばらく舞台に立っている箇所があります

 

その間  どんな芝居をしているのか

演じる人によって まーさまざまで

主役の芝居を邪魔してはいけないし

かとぃって ボーっと 立ってるだけではいけないし

めっちゃ ムズイ場面があります

 

今回 長谷川舞 演じた 女将

どういう動きをしたのか みたかったーーーーー

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2923

Trending Articles