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Channel: 桃象の観劇書付
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浅間の喜太郎の思い出

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劇団都の浅間の喜太郎のお芝居といいますと

 

 2009年2月 の

 「浅間の喜太郎」が かなり印象的でした。

 

 

【その時の配役は】
 

浅間の喜太郎        都京太郎  

吉野屋     おしん     春風まお  

鮫一家親分          錦麗人     

鮫一家代貸          三都見金蔵  

鮫一家子分          四城かずや 

吉野屋女中          幸乃あすか  

喜太郎の母  おくめ    藤乃かな

若旦那清次郎          長谷川京也

 

■ 

 

このお芝居 劇団都では「母恋鴉」という副題もあるお芝居で 

 

商家出身の喜太郎が  身をくずし 

ヤクザ姿で 母親に会いに戻ってくるが・・

 

というところ つまり  母と子の再会に 

どうしても スポットライトがあたります

 

それまでは 配役も 

喜太郎 都京太郎  母親 藤乃かなを中心とした配役で

やってたのですが、

 

この年の1月から 長谷川京也(現都京弥)が 入団

そのことによって 若旦那 清次郎が ものすごく グレードアップし 喜太郎と 腹違いの弟の再会 が より心情深く描かれ

弟の改心が かなりクローズアップされました。

 

桃象の観劇書付

 

■ 2014年 5月

京太郎さん退団後  このお芝居をしようよと 

京弥さんに 提案。

 

京弥さんの 商人姿と 旅鴉姿の ギャップが

ものすごく生きるから 是非是非・・と

 

かなちゃん・・

弟清次郎 だれするのよ?  と・・・

 

藤乃かなの頭の中には やはり 母恋鴉

母親を 藤乃かなが 演じるのは 当然と思っていたようです

 

が 

 

桃象の提案は 弟を 藤乃かなで いこうよと・・

母親は 特別出演 山口秋・・と

 

 

司京太郎 と 三条すすむ で 兄弟をやって 

母親を 山口秋がやっていた 時代があるんですね

 

その時代の配役まで もどすことを提案

 

そして 遺恨のある兄弟の再会と 弟の改心という

ところに スポットを あてるような芝居へと・・

 

そして その月 桃象が決めた配役で 

お芝居が 行われましたw

 

 

■ お芝居 「母恋鴉  浅間の喜太郎」
吉野屋     おしん   華乃せりな
鮫一家親分        錦麗人
鮫一家若い衆       天乃ゆき
鮫一家若い衆       光乃みな
鮫一家若い衆       京乃廉
鮫一家若い衆       京乃健次郎

吉野屋女中        星乃ななみ
喜太郎の母  お粂   山口秋
若旦那清次郎       藤乃かな
浅間の喜太郎       都京弥

 

 

若旦那清次郎を 重視したいのよ 桃象は・・

 

 

おそらく いまの 劇団都だと

 

喜太郎を 京弥座長が やって 母親を みな

清次郎を 廉廉が やってるのかな

 

思い切って

 

喜太郎を 京弥座長が やって 母親を 健次郎

清次郎を 光乃みな 

 

という 配役で 観てみたいものでございます


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