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Channel: 桃象の観劇書付
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4/13昼 劇団炎舞 舞踊ショー⑨

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■ 「お梶藤十郎の恋」

 

 

 

 

送り出しで 鏡台について 炎鷹座長に 確認したら

この場面 「宗清の離座敷」ではなく 「楽屋」なんだそうです。

そのために 鏡台が置いてある とのこと。

 

これ 結構 重要です。

 

ご存じの通り

 

藤十郎さん 新作狂言の頭を抱えていて

宗清の離れ座敷で  宗清の内儀 お梶さんに言い寄ります

その結果 お梶さんも  その気になって

 

なんですが

 

この場面は それではなくて

それから一週間たった 都万太夫座の楽屋

ということです

 

 

この鏡台 置いてあるだけで 使う場面はありませんでした。

 

画像見てもらったら わかるように LEDの照明が

見事に反射して 客席を照らしてしまってるんですよ

 

鏡面に布をかけておくとか 角度を変えるとか

一工夫欲しかったと 炎鷹座長に も 伝えておきました。

 

 

 

その 楽屋で 藤十郎が 台本かな を 読んでいます

お梶さんが 登場します

 

藤十郎さん に近づく お梶さん

 

しかし ここは 都万太夫座の楽屋

誰が 聞き耳 たててるか わかりません

藤十郎さん  つれない態度

 

お梶 胸の熱さに  狂いそうです

 

 

 

 

藤乃かな 演じる お梶さん

坂田藤十郎の家紋である 「梅」の かんざしを つけてます

 

 

 

そんな お梶の元へ 藤十郎さんが戻ってきます

 

悲しくて 嬉しくて お梶の目から 涙がこぼれだします

 


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