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Channel: 桃象の観劇書付
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【用語解説】花祭り

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「花祭り」は 、お釈迦さまのお誕生日を祝う
仏教の行事で、「灌仏会(かんぶつえ)」等とも言われます。


お釈迦さまがお生まれになった4月8日を中心に行われ、
祭りを否定する仏教で唯一「祭り」といわれる行事。

 

 

日本で最初に花祭りが行われたのは、

聖徳太子の時代 606年の4月8日。

それから広まり 平安時代には、

お寺の年中行事として 一般化し

江戸時代 寺子屋でおこなわれるようになり 

庶民にも広がったそうな

 

 

お釈迦さまは、約2600年前、
インドのカピラ城の主であった浄飯王(じょうぼんのう)、
マーヤー(摩耶)夫人の間に生まれられました。
マーヤー夫人が出産のために故郷に帰省される途中、
4月8日、

美しい花が咲き乱れる「ルンビニー園」

という花園で生まれられましたので、
お釈迦さまのお誕生日を花祭りといって祝います。

 

現在の日本の花祭りは 何をするのかというと、
花で飾った小さなお堂の中の、
右手で天を、左手で地を指さした、
生まれたばかりのお釈迦様である誕生仏に、
甘茶をかけて祝います。

 

 

 

大衆演劇の世界

 

慶応2年(1866)4月8日 

大きな事件のあった日です。、

 

 

「吉良の仁吉」

 

仁吉が 弟分 神戸長吉のシマを返してくれて

と 穴太徳の元を訪れますが 話は決別。

 

仁吉   「4月8日は 何の日か知ってるか」

穴太徳  「釈迦の日じゃねえか」

仁吉   「穴太徳の命日となるだろうよ」

 

4月8日  

荒神山での戦いが避けられなくなりました

 

そんな日を控えた  4月7i日

 

仁吉の女房 お菊は 穴太徳の妹で  

兄と 亭主 仁吉の 争いに心を痛めます

 

そして 仁吉の女房として 自害するんですね

 

 

 

そして 4月8日

血煙 荒神山の決闘でございます

 

 

 

 


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